通常、糖度が高すぎる(またはpHが低すぎる)とジャム作りは難しくなると言われています。 その理由はジャムを固めているHMペクチンのゲル化要素が糖度(またはpH)であることに起因します。
HMペクチンは糖度が高くなると固まりますが、超高糖度になるとすぐに固まってしまうため上手く充填できません。 ゲルを崩しながらの充填は、泡噛みや継時的に離水が生じる原因です。
本商品は糖度やpH、カルシウムに対しての反応性が非常に緩やかであるため、高糖度・低pHのジャムでもゆっくりと固まります。そのためジャム作りが厳しいとされる条件下でも充填適正、作業性に優れています。