一問一答Faq
Q
ゼラチンでゼリーやプリンを作っていますが、夏場はすぐに溶けてしまいます。代用できる溶けにくいゲル化剤を教えてください。
A
デザートにゼラチンを使われている方は非常に多いですよね。
ゼラチンゲルは、
・離水が少なく、プルンと弾力がある。
・融点(溶ける温度)が低く30℃程度のためくちどけが非常に良い
という特徴があり人気です。
ただ固まる温度も溶ける温度も低いがゆえに、暑い時期は常温でも崩れたり溶けてしまうことがあります。
ゼラチンの代わりに使えるゲル化剤を以下にまとめました。
【LMペクチン】
カルシウムと反応して固まります。牛乳や果実等に含まれるカルシウムを利用して固めるか、乳酸カルシウム等を別途添加して使用します。
ペクチンを使ったミルクプリンは滑らかでもったり濃厚!離水も少ないです。
常温でも安定したゲルを保ち、夏場の持ち運びも可能です。
また再セット性(一度崩したゲルが元に戻る性質)があるため、比較的衝撃にも強いゲルとなります
【カッパタイプカラギナン】
ジューシーでハリのあるゲルができます。透明性が高く果実のシズル感があるゼリーです。
ただしシズル感=離水ですので、離水が気になる場合はローカストビーンガムを少量加えると防ぐことができます。
ローカストビーンガムとは相乗効果もあり、カッパタイプカラギナン:ローカストビーンガム=7:3で併用するとゲル強度最大の弾力のあるゲルになります。※下図参照
カラギナンのゲルは35~55℃の間で固まり、常温では安定したゲルを保ちます。(ゲル化温度よりも5~10℃高い温度になると再び溶けだします。)
【イオタタイプカラギナン】
カルシウムと反応して固まります。ミルクデザート、プリンを柔らかく滑らかな食感に作ることができます。離水は少な目です。
カッパタイプカラギナン同様、常温で安定しています。
【キサンタンガム+ローカストビーンガム】
それぞれ単体では増粘のみでゲル化はしませんが、併用するとゲルを形成します。
1:1で使うとこんにゃくゼリーのような弾力食感になります。それぞれの割合や添加量を変化させることで食感のバリエーションを作ることも可能です。※下図参照
ゲルは常温でも安定しています。
ゼラチンゲルは、
・離水が少なく、プルンと弾力がある。
・融点(溶ける温度)が低く30℃程度のためくちどけが非常に良い
という特徴があり人気です。
ただ固まる温度も溶ける温度も低いがゆえに、暑い時期は常温でも崩れたり溶けてしまうことがあります。
ゼラチンの代わりに使えるゲル化剤を以下にまとめました。
【LMペクチン】
カルシウムと反応して固まります。牛乳や果実等に含まれるカルシウムを利用して固めるか、乳酸カルシウム等を別途添加して使用します。
ペクチンを使ったミルクプリンは滑らかでもったり濃厚!離水も少ないです。
常温でも安定したゲルを保ち、夏場の持ち運びも可能です。
また再セット性(一度崩したゲルが元に戻る性質)があるため、比較的衝撃にも強いゲルとなります
【カッパタイプカラギナン】
ジューシーでハリのあるゲルができます。透明性が高く果実のシズル感があるゼリーです。
ただしシズル感=離水ですので、離水が気になる場合はローカストビーンガムを少量加えると防ぐことができます。
ローカストビーンガムとは相乗効果もあり、カッパタイプカラギナン:ローカストビーンガム=7:3で併用するとゲル強度最大の弾力のあるゲルになります。※下図参照
カラギナンのゲルは35~55℃の間で固まり、常温では安定したゲルを保ちます。(ゲル化温度よりも5~10℃高い温度になると再び溶けだします。)
【イオタタイプカラギナン】
カルシウムと反応して固まります。ミルクデザート、プリンを柔らかく滑らかな食感に作ることができます。離水は少な目です。
カッパタイプカラギナン同様、常温で安定しています。
【キサンタンガム+ローカストビーンガム】
それぞれ単体では増粘のみでゲル化はしませんが、併用するとゲルを形成します。
1:1で使うとこんにゃくゼリーのような弾力食感になります。それぞれの割合や添加量を変化させることで食感のバリエーションを作ることも可能です。※下図参照
ゲルは常温でも安定しています。